朝食の定番にしてレパートリーはさまざま「いろいろ T.K.G.(たまご・かけ・ごはん)」

朝はやっぱり「ごはんとたまご」、日本人ならみんな大好きたまごかけごはん

誰もが一度は食べたことがある、みんなが大好き“たまごかけごはん(通称T.K.G.)”
T.K.G.専用の醤油も販売され、ちまたでは熱狂的マニアを発信源として日本全国でブームになりつつあります。
ここでは、そんなT.K.G.のさまざまな食べ方を紹介したいと思います。
王道トッピングから、一風変わったものまで、ぜひ一度お試しください。


T.K.G.極意 その壱「たまごは平らな場所で割るべし!」

テーブルの角や茶碗の端で割るとヒビが細かく入り、割ったたまごの中に殻が入ってしまったり、黄身を傷つけたりすることもあるため、たまごは平らな場所で水平に割るべし。

T.K.G.極意 その弐「殻入れを用意せよ!」

割ったたまごは素早くごはんと混ぜたい。割った殻の処理であたふたし時間をロスすることなかれ。

T.K.G.極意 その参「白身と黄身は分けて混ぜよ!」

先に白身だけをごはんにかけて混ぜ合わせると、ごはんが白身とからみ良い感じでふわふわトロトロに!
後から黄身を落とし、お好みで崩す。これにて完成!

いろいろ T.K.G.レパートリー

醤油(基本形)
これぞ王道、醤油のみ。"余計なものはいらない"という日本男児向け。 これに、かつおぶしを握りこぶし一杯につかみ投げかける「土佐喰い」という食べ方もある。使用する醤油が土佐醤油だと「竜馬喰い」となる。土佐藩士御用立ちの食べ方だったらしい。

納豆
白身だけを混ぜたご飯の上に、納豆とネギ、そして黄身・醤油を混ぜたものをかける。最後にきざみのりを散らして完成。使用する納豆が水戸納豆であれば「黄門の輝き」と呼ばれる食べ方となる。

バター&チーズ
1番目の基本形にバターをトッピング。主に北海道で流行の食べ方。マニアはさらにスライスチーズをちぎったものをのせて食べるらしい。あつあつのご飯が必修。まさに"北の大地"

韓国風
醤油のかわりにごま油とコチュジャンで味付け。最後に韓国海苔を刻んでごはんにのせて出来上がり。韓国風たまごかけごはん。キムチを添えると「韓流☆」となる。

野沢菜+ちりめんじゃこ+一味唐辛子
野沢菜とちりめんじゃこに塩気があるので醤油は少なめでOK。
彩り豊かでピリッと刺激的。緑・白・赤のトリコローレでイタリア人にも大人気。
中国から来た留学生はコレを「大三元」と呼んでいた。

煮魚の余った煮汁
煮魚の煮汁の残りを醤油の代わりにご飯にかける。煮汁のダシが利いてて美味しい。鰹節をトッピングしてもよいがネコが近くにいるときはご用心。箸を持つ手がネコの爪跡で血まみれということに・・・

オクラ+めかぶ+岩のり
オクラのヌメリと海のミネラルで栄養たっぷり。頭皮のケアもこれで大丈夫。
中国から来た留学生はコレを「緑一色」と呼んで好物としていた。

ブラウンシュガー
イギリスからの留学生はT.K.G.に醤油ではなくブラウンシュガーをかけて、ストーンズを大音量で聞きながら食べていた。意外と美味。

梅干し+味噌
T.K.G.に梅干しと少量の味噌をあえて食べる。納豆を混ぜてもよい。
紀州梅+八丁味噌+水戸納豆で「御三家」となりスタミナ十分。


以上、T.K.G.にはいろいろな食べ方がありますが、ここに挙げたものは一例にすぎません。 みなさん、オリジナルのT.K.G.を考えてみてはいかがでしょうか?

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