たまごの駅 高津農場発 知って得する「たまご豆知識」

たまごについての素朴なギモンに答えます

身近な食べ物なのに謎の多い「たまご」
このコーナーでは、意外と知られていないたまごについての豆知識をご紹介します。

Q1.赤いたまごと白いたまご、栄養に違いはあるの?

たまごの殻の色の違いは鶏の種類の違いによるものです。白い鶏は白いたまごを、茶色の鶏は赤いたまごを産むといった具合です。 珍しいものでは、南米チリのアロカーナという鶏は青いたまごを産みます。
赤いたまごだからといって特に栄養が高いというわけではありませんが、食べているエサによって栄養価が変わることはあります。

Q2.鶏って本当に毎日たまごを産むの?

昔は、鶏の種類や季節などによってたまごを産む頻度はまちまちでした。現在では産卵の研究や鶏の品種改良が進んだこともあり、鶏の健康状態にもよりますが、白いたまごを産む鶏も赤いたまごを産む鶏も1日あたり約1個のたまごを産みます。

Q3.たまごの表面に汚れが着いていたけど、洗ったほうがいいの?

たまごの表面は「クチクラ」というザラザラした薄い膜で覆われており、これが雑菌や微生物からたまごの中身を守ってくれています。
たまごを洗ってしまうとクチクラも一緒に落ちてしまうため、洗わない方が鮮度が保たれます。さっと拭き取る程度がよいでしょう。

Q4.たまごの上手な保存方法は?

鮮度を保つため冷蔵庫で保存しましょう。ただ、カラにキズやヒビなどがない限り常温でも2~3週間ほど持ちます。
これはヒナが孵化するまで3週間ほどかかり、その期間は自分自身を確実に守るためです。ただし、販売しているたまごは無精卵なので残念ながら温めてもひよこにはなりません。

Q5.とがっている方を下にして保存した方が良いってホント?

本当です。とがっている方が強度が強いということもありますが、丸い方にはたまごが呼吸をするための「気孔」と呼ばれる穴が無数にあいており、呼吸がしやすいように丸い方を上にして保存するとより鮮度が保たれます。

Q6.生たまごを毎日何個もがぶ飲みすれば、ロッキーのようなボクサーになれますか?

たまごには、体力を維持するために必要なアミノ酸を始め、豊富なビタミンや良質なたんぱく質が含まれていることは確かです。
ただ、毎日何個もがぶ飲みしたからと言ってロッキーのようなボクサーになれるとは限りません。がぶ飲みせずにおいしく味わいながらいただきましょう。


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